ごあいさつ
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2022/05/09
角食と山食とは食パンのことで、主に北海道で使われる方言です。
では、角食と山食は何が違うのでしょうか。
そこで今回は、食パンの角食と山食の違いについて解説いたします。
▼角食
角食はアメリカ生まれの食パンです。
寝台列車の食堂車から生まれ、当時は四角い食パンが珍しい存在でした。
砂糖・バター・牛乳をふんだんに使い、蓋をして蒸して焼き上げます。
そのため、山食の分量で焼いてしまうと蓋が外れてしまうので注意が必要です。
甘い味わいが特徴で、蒸して焼き上げるので舌触りが滑らかでモチモチとしています。
少し硬めなパンの耳も人気のポイントです。
焼き上がりから1日経っても、しっとりとした味わいを楽しめます。
▼山食
山食は、山型のパンで全国に浸透している食パンです。
イギリスが発祥で、当時は横浜に住むイギリス人に親しまれていました。
砂糖と乳製品を角食ほど加えずに焼くのが特徴です。
蓋をしないで焼き上げるため、生地がよく伸びてふっくらとします。
砂糖と乳製品がそれほど入っていないので、あっさりとした味わいです。
外はパリパリで、口溶けは軽く感じます。
数日置いておくとパサパサしやすいので、早めに食べるか、霧吹きで水分を含ませトースターで焼き、ふっくら感を取り戻しましょう。
▼まとめ
角食と山食は同じ食パンでも焼き方や材料の分量が異なります。
違った味わいを楽しめるので、ぜひ両方試してみてはいかがでしょうか。
また、栃木市にある「とみ~のぱんやさん」では自家製にこだわったパンの販売を行っています。
添加物などは極力使わないようにしているのでお子様にもおすすめです。